3月3日 | 日めくり別個体

3月3日

今日はひな祭り。朝から冷える。朝ごはんはハンバーガー。
昨夜注文したマックデリバリーで、店員さんが提供ミスをしたことで、
手もとにハンバーガーがもう1つ増えた。その分を朝食へ。
店員さんも作り直しは大変だったろうに、
あたたかくていねいなサービスをしてくださった。ありがとう。

そして、今日は朝からやけに肌がかゆい。
季節の変わり目には皮膚疾患が酷くなりやすいため、きっとそれだろう。
嫌でも季節を実感する瞬間だ。塗り薬を少し追加して、出勤する。

……も、しかし、今日は職場に居ることができず、無念の帰宅となった。
感覚過敏がいつもより数段強くなっていたのだ。
触るものの感触が変わって物に触れなくなり、服を着ていられなくなり、
いつものBGMが耳を貫き、オフィスの明るさが目を貫いた。
聴覚対策で耳栓をしたら、耳の中にあるイヤーピースの感触が
触覚的に無理になったりと、なかなかごちゃごちゃした状況。
最近買った大好きなタンブラーも、今日は触るのが少しつらい。
そういえば今日は、コルセットをつけるのも忘れてしまった。
着けるのが無理で、脳が拒絶したのだろう。
もしかすると、朝の肌のかゆさも、過敏由来の要素があったかもしれない。

仕事はしたいのに、環境との折り合いがつかない。
みんなと同じ場所で、作業をすることができない。
みたいな自分の性質を実感する瞬間だ。やるせない。悲しい。

帰宅して、ベッドに入って、電気を落とし、カーテンを引いて、
読書をしたり、布団にくるまったり、目を閉じたりする。
この世界で生きるのに、折り合いをつけられない自分が嫌だなと思う。
悲しい。

自室で仕事ができたらいいのに。そうでなければ息ができない。
そうも思うが、まだまだ私のスキル不足が否めない。
在宅ワーク、ましてや障害者雇用となると倍率の高い世界だ。
うまくいかない。少しずつやっていくしかない。

そしてその日までお世話になる場所では、少なくとも
お世話になっている間、ちゃんとやっていきたいと思うのに。
がんばれない自分が悔しい。

そんなことを考えていたら、いつの間にか眠っていた。
その後は少しだけ勉強もした。
もっと実践的なことをやった方がいいのかという気持ちがちらつく。
はっと我に返って、何かを学ぼうとできていること自体がえらいのだとほめ直す。
そろそろその言葉を多用しすぎて、自分のなかで説得力がなくなってきたのかもしれない。
でもそんなことはいいんだ。まずはやりたいと思うことを、やってみることが大切だ。

これからごはんを食べて、あとはどう過ごそう。
明日も不調でないと言い切れる自信はない。
感覚過敏周りは特に、性質的なもので、後天的な症状とは大きく異なる。
それが猛威をふるうここがたぶん、わたしのセルフケアの限界点の一つだ。
でも明日こそ仕事に行かなければ。どう進もうか分からずとも、頑張る。

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