3月13日 | 日めくり別個体

3月13日

今日はゆっくり眠ると決めて、いつもの時間に自然に眠った。
すると、いつも起きるべき時間より2時間遅く起きた。
予定より遅めの出発になりそうだが、今日は「気兼ねなく」がテーマの日だ。
朝ごはんはカレーライス。

今日の外出は、慎重にフル装備で。
久しぶりにハンディキャップ用のバッジも出してきた。
帽子を被って、バッジを胸につけて、ヘルプマークもつけて、
同居人に付き添ってもらって、いざ外へ。

まずは、この前断念した役所の手続きのリベンジから。
運のいいことに、前回行ったときより格段に空いている。
受付のお姉さんが、私の胸元をちらりと気にした。
バッジを確認してくださったようだ。
同居人に促され、ヘッドホンをつけて、少し待つ。
呼ばれて向かうと、優しいお姉さんがゆっくりと対応してくださった。
おかげで、無事に手続きを終えることができた。
こういう時、皆様のやさしさが胸にしみる。

次は、前回の診察の処方を受けるべく薬局へ。
役所の時点で、処方箋を持ち忘れていることに気づいたので、一度帰宅。
処方内容が少し変わったので気にかけてくださった。

次は、先週いけなかった腰のリハビリへ。
病院に到着すると、受付で「今日は診察も受けて行ってほしい」と言われる。
気づくとお財布に小銭しか入っていない。
診察を受けるならもっとお金がかかるかもしれない。
リハビリを終えた後、一度外出。慌ててお金をおろして戻ってきた。
診察は通常通りだったが、湿布がもう1段階強いものになってしまった。
まだコルセットがないと重く痛くなりやすい状態が変わらない。
発症してから、じき2か月ほどになるだろうか。
腰を痛めるのは初めてながらに、あまりにも長すぎる気がするが、
慢性腰痛というのはそういうものなのだろうか。

これで今日の大きなタスクは終わりだ。
そして今日はどうしても煮干しラーメンが食べたい。
同居人に相談して、以前行ったきりのラーメン屋に2度目の来訪。
煮干しがよくきいていそうなラーメンがちょうどあったので、
おいしくいただいた。
同居人は豚骨ラーメンを食べていて、そっちもおいしそうだった。
不思議な雰囲気のお店で、また行きたいと思う。

その後は、図書館に本を返しに行った。
ここ最近、自己学習の在り方について悩んでいた。
以前、張り切って図書館で借りた、山積みの本を前に考えていた。
そして昨日のキャパオーバーの件を受けて、小さく決意する。
一度、この本をすべて返却しよう。
読み進めても読み切れず、何度か借りなおしていた本たち。
今の自分には無理だと、一度撤退するしかない。そう考えたのだ。
持っていた本を司書のお姉さんに手渡すと、肩の荷が下りたような、
少しすっきりしたような気がした。
同居人はこの図書館にくるのが初めてだったので、一緒に色々見てまわる。
着目する部分が自分とは違って面白い。

  • 堂々と逃げる技術


そして、こんな本を見つけたので、思わず借りてきてしまった。
昨日を境に、明確に一度「壊れて」しまったような気がするが
ここからまた何かできるだろうか。
多くの助けをいただいたおかげで、今、そう思うことができている。

多くの専門書と、すこしの文学とで構成された7冊の本を持って来て
ちいさめの専門書と、昔好きだった文学で構成された4冊を持ち帰る。

帰宅したら無性に何かがかきたい。こういう時にサブモニターが欲しい。
いずれは買うことになるのだが、思ったより早めに購入することになるかもしれない。

同居人の言葉が頭をよぎる。
「急ぐのは明確なものが決まってからにしたほうがいい。
何も決めずに急ぐと、急ぎ続けて疲れるから。
だから今は、ゆっくりでもいいと考えよう」。
そのとおりだと思った。

まだ心がざわつく。漠然と、不明瞭に、ざわついている。
でも、明確なものはまだ決まっていない。
ゆっくりだ。気が向いたときに。根を詰めすぎず。
この中じゃあ、「気が向いたときに動く」以外は全部苦手だ。
でもきっと、大切なはずだ。
自分の学習の在り方や、リフレッシュの在り方を見つけることは
今の困難だけじゃなく、未来にも通用する有用なことだ。
私なりの「ゆっくり」を見つけよう。
多くの人に、たくさん支えていただいていて、
こうして立ち止まることができるのだ。ありがとう。

明日からまた寒いらしい。今の時期は気温差が激しくて大変だ。
うまくやり過ごせるだろうか。頑張りたい。

name
email
url
comment