同級生の趣味で映画を観たので、感想を書こうと思う。
「エコール」(字幕版)-Amazon Prime幼年期の少女を囲っている、ちいさなちいさなEcole(学校)がある。
これは、2時間の夢。
人に聞かせるために作る、オチを持った話とは違う。
誰かが夢見る、あったらいいなのおとぎ話を
そのまま映画にしたような。
いつか誰かがどこかでふと話し始めた
終わりを決めずに語り始める浮ついた言葉のような。
そういう作品だった。
個人的には、特に「罰」の概念が興味深かった。
罰を受けた者は一生その施設に仕えねばならない、という雰囲気があった。
幼年期を終わると、結局追い出されてしまうその楽園を
出ようと急くなら、むしろ出られなくなる。
つまり"オトナを急ぐものは、少女に囚われる"ということなのかもしれない。
コメントを書く...
Comments